お宮参りについてお悩みのことはありませんか。
「お宮参りのしきたりや注意点を知りたい」
とお考えの方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、お宮参りのしきたりや注意点、服装についてご紹介します。
□お宮参りとは
お宮参りとは、赤ちゃんが健やかに成長することや長寿を祈願するお祝いの儀式です。
生まれた土地の産土神に赤ちゃんの誕生を報告する儀式でもあります。
その儀式を行うことでその土地の神様に地域の一員として認められ、一生涯見守られるという意味があります。
□しきたりや注意点
*人
赤ちゃん、両親、父方の祖母でお参りするのが基本です。
もし、父方の祖母の都合が悪い場合は母方の祖母がお参りします。
また、両家の祖父母が付き添うことも可能です。
どちらとも都合が悪い場合は、両親と赤ちゃんだけでお宮参りすることがあります。
*赤ちゃんを抱く人
赤ちゃんを抱く人は母親だと思われがちですが、実は違います。
現在ではあまり言われませんが、出産をした母親の身体には「けがれ」が残っているという風習があり、神様がいる神社ではお祓いしてもらうまで赤ちゃんを抱いてはいけないというのがしきたりです。
これには、産後の母親を気遣うという思いも込められています。
そのため、しきたりではお宮参りの際、父方の祖母が赤ちゃんを抱っこしないといけないので注意しましょう。
□服装
*赤ちゃん
赤ちゃんは肌着の上から白羽二重の着物を着せて、おめでたい絵柄の羽織(掛着)を羽織らせます。
しかし、赤ちゃんの健康を第一に考えるので、季節に合わせて服装を変更可能です。
また、最近ではベビードレスのようなものを着せる方もいらっしゃいます。
*父親
基本的にスーツを着ます。
礼服・白のワイシャツ・白のネクタイが基本ですが、ダークスーツでも可能です。
その場合は白のワイシャツにソックスは黒にしましょう。
ネクタイは母親の服装に合わせると良いです。
カジュアルすぎる服装や派手な色の服装は控えましょう。
*母親
母親の服装は着物のイメージが強いですが、ワンピースやフォーマルスーツなどを着用している方も多くなっています。
これは授乳のことを考えているからです。
ワンピースや着物の場合、途中で脱ぎ着することは困難であるため、授乳がしづらいといった問題があります。
着物を借りる場合は事前に相談しておき、アドバイスをもらっておくと良いでしょう。
*祖父母
祖父母は両親同様に着物やワンピース、スーツのいずれかを着用します。
その際、両家の祖父母の服装の格やバランスを合わせておいた方が良いです。
□まとめ
お宮参りは子供にとって初めての行事です。
また、これは家族の記念となる儀式なので、家族での記念撮影をおすすめします。
お宮参りをお考えの方は、一度家族写真を撮影することを検討してみてはいかがでしょうか。
当社では、様々な行事の記念撮影を行っております。
少しでも興味が湧いた方は、いつでもご相談ください。