「お宮参りに行く予定だけれど、祈祷ってするべきなの？」
「そもそも祈祷ってどんな意味が込められているの？」
祈祷ってどんな意味があるのか、知らないという方は多いのではないでしょうか。
せっかくお宮参りをするなら、祈祷について詳しくなってみましょう。
この記事では、お宮参りで、祈祷をなぜするのか、どんな意味があるのか、どのように行うのかを解説します。

□お宮参りの前に、祈祷について知りたい

＊そもそも祈祷って何？

祈祷とは、神秘的な力を持つ超自然的な存在から、期待する結果を得るために祈ることです。
祈祷師や僧侶、神主が神仏に祈りをささげて、祈祷を行います。
これが広い意味での祈祷です。
お宮参りにおける祈祷は、神職が赤ちゃんに対して祈りをささげ、神からご加護をいただきます。

＊なんで祈祷をするの？

お宮参りは、生まれたばかりの赤ちゃんが1カ月間無事だったことを祝い、今後の成長を願う行事です。
神からご加護をいただき、赤ちゃんがすくすくと育ってくれることを祈って、祈祷をするのです。
また、古くは自分の住む土地の神に、新しく誕生した命を報告する目的もありました。

＊どうすれば祈祷してもらえるの？

初穂料を払う必要があります。
古代では、神に祈祷をするために、その年に最初に収穫した稲を納めていました。
現代では、初穂料と呼ばれるお金を支払います。
一般的には、赤ちゃんの親が支払うものです。
しかし、特にきまりはないので、家族みんなで誰が負担するか話し合いましょう。

＊祈祷は必ずしもしなくて良い

お宮参りの伝統を重んじるなら、祈祷をしてもらうと良いでしょう。
しかし、祈祷をしてもらうとお宮参りにかかる時間が長くなってしまいます。
生まれたばかりの赤ちゃんや、産後間もないお母さんには、長時間の外出は負担になる場合があります。
祈祷よりも、赤ちゃんとお母さんの体調を優先しましょう。
必ずしも、祈祷をすることにこだわらなくて良いです。

□まとめ

今回はお宮参りの祈祷をなぜするのか、どんな意味があるのか、どのように行うのかを解説しました。
祈祷についてご理解いただけたでしょうか。
赤ちゃんの成長のために、祈祷をしてみてはいかがでしょうか。
ただし、祈祷は必ずしもしなくて良いです。
家族が赤ちゃんの誕生と、今後の成長を祈っていれば、形式にこだわる必要はないでしょう。
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