愛媛にお住まいの方へ!お宮参りのマナーについてご紹介します!

「始めてのお宮参りで、マナーについてよくわからない…。」
赤ちゃんを連れてのお宮参りは、いろいろなマナーがあって大変と聞きますよね。
しかし、最低限のマナーがなっていないと恥ずかしい思いをするかもしれません。
そこで今回は、押さえておくべきお宮参りのマナーについてご紹介します!

□初穂料、玉串料とは

お宮参りの際には、神社に行ってお祓いをしてもらいますよね。
この時に払う祈祷料として、初穂料と玉串料と呼ばれるものがあります。
この両者について詳しくご説明します!

*初穂料とは

日本では古くから、収穫の際の感謝を表すために、神にお供え物をする習慣がありますよね。
その一環として、神前に初穂(その年初めてとれた稲穂)をお供えしていました。
現在では稲穂を供える代わりにお金を納めるようになりましたが、この名残から、その名前を初穂料と呼んでいます。
「安産祈願」、「七五三」など、神社での祈祷の全般に使われています。

*玉串料とは

玉串は、神社での神事の際の供え物の一種であり、榊の枝に紙垂や木綿と呼ばれる紙を取り付けたものです。
祈祷の際に使う物ですので、見たことのある方も多いかもしれません。
本来、祈祷をお願いする人が持参して神前に供えるものですが、現在では神社に準備してもらい、その代わりに玉串料を払うという形です。

このような由来を持つ両者ですが、使う場面が少し違います。
初穂料は、祈祷の際には広く用いられますが、基本的には感謝の気持ちを示す際に使いますので、葬式(神葬)や通夜の際には適しません。
それ以外の縛りは特になく、どちらを使っても良いのですが、お守りやお札を受ける際に一般的なのは初穂料とされています。
お宮参りの際には、初穂料として納めることをおすすめします!

□初穂料、玉串料の相場はどれくらい?

では、これらの金額の相場はどれくらいなのでしょうか?
一般的には、五千円~一万円とされています。
神社、地域によっても異なりますし、神社から金額の指定がある場合もありますので、していされた場合は従いましょう。
また、指定されない場合は神職の方に直接聞いてみてもいいでしょう。

□赤ちゃんの抱っこについて

お宮参りの際に、「赤ちゃんを抱っこするのは父方の祖母」と聞いたことがあるのではないでしょうか。
実際に古くから日本では、子供を産んですぐの母親はけがれがあるとされており、お祓いを受けるまでは赤ちゃんを抱いてはいけないというしきたりがありました。
その名残からこのような風習が存在します。
また、産後の母親の体を気遣ってのことでもあるようです。
お宮参りの際の参列者は、正式には父母と父方の祖父母です。
しかし、母方の祖父母が揃うこともありますし、遠方に住んでいて来られない場合もあり、理想通りにはいかないことも多いのではないでしょうか。
そんなこともあり、現在では誰が抱っこしていてもマナー違反とされることはなくなっています!
ただし、人によってはマナー違反と考える可能性もあるため、特に義父母とは考え方の確認を取っておくべきでしょう。

□お参りの作法について

お宮参りは、赤ちゃんを連れて神社にお参りすることですが、祈祷を受ける(祝詞を読んでもらう)場合とお参りのみの場合があります。
お参りのみの場合、作法は基本的な神社でのお参りと同じもので良いでしょう。
まず境内で口と手を清め、神前に進みます。
賽銭をあげ、鈴を鳴らしてから二回の礼、二回手を鳴らし、最後に一礼します。
二礼二拍手一礼と呼ばれるこの作法は有名ですよね。

また、祈祷を受ける場合は、神社へのお礼として初穂料を納めます。
お金を入れる熨斗袋は、白色で蝶結びの水引のものを選びましょう。
蝶結びと区別すべきなのは、一般的に悔やみ事に使われる「結びきり」の水引きです。
紐の結び方が違いますので、簡単に見分けることができるはずです。
袋の表には、上段に「初穂料」(または玉串料)と書き、下段には赤ちゃんの姓名を書きます。
読み方が難しい場合には、ふりがなをふっておきましょう。
さらに、事前の準備として、祈祷の予約は可能であればすべきでしょう。
電話等で問い合わせることもできますので、いったん確認することをおすすめします!

*服装について

赤ちゃんには祝い着を着せるのが普通ですね。
祝い着は、正式なものと略式のものがあり、どちらでも良いとされています。
正式なものは、白羽二重の上に掛け着(晴れ着)を羽織らせる形です。
略式の場合、ベビードレスを着せて、寒い場合はケープを羽織らせる形です。
また、母親は着物を着る方も多いですが、その際には、あまり派手すぎないものを選びましょう。
産後の体の負担もありますし、ワンピースやスーツでも全く問題ないでしょう。

□まとめ

愛媛県のフォトスタジオが、お宮参りの際のマナーについてご紹介しました。
初穂料や抱っこのしきたりなど、普段はなじみのないことが多いですよね。
昔ながらのしきたりは存在しますが、しきたりをどれほど大切にするかは人それぞれですので、自分と家族の間での認識を一致させておくと良いでしょう!

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