「初穂料の具体的な書き方がわからない!」
「のし袋には書き方のルールがあるって本当?」
このように、お考えの方は多いのではないでしょうか。
初穂料の書き方は細かい慣習があるため、難しいと言えるでしょう。
そのため、初穂料の納め方に不安を覚える方が多くいらっしゃいます。
今回はそんな方のために、「初穂料の書き方」について詳しく解説します。
□初穂料の書き方
初穂料とは、祈祷をしてもらう際に感謝の意味を込めて神社へ納めるお金のことを指します。
また、初穂料を納入する際に使用する袋を「のし袋」と呼びます。
特に、のし袋は決まった慣習があるため、以下を参考にしてください。
*お宮参りに適したのし袋とは?
のし袋の種類は様々あるため、お宮参りの際に迷う方がいらっしゃいます。
お宮参りの場合、「紅白蝶結び」のタイプが適しています。
「紅白蝶結び」は七五三や成人式のように祝い事に使用されるのし袋です。
*表書き
のし袋の上段に「初穂料」や「御礼」と記入します。
次に、祈祷や祝詞を下段部分にお子様の名前を記入します。
地方では異なった書き方があるため、お住まいの慣習に合わせた方が良いでしょう。
*中袋
初穂料を入れる中袋は漢字の種類に要注意です。
中袋は旧漢字を用いる慣例があるため、書き間違える方が多くいらっしゃいます。
例えば、金額が5000円の場合は「金伍阡円」、10000円の場合は「金壱萬円」と表記します。
最近では、旧漢字のプリントが施されている中袋が増えてきました。
初穂料の書き方に心配な方はそちらを選ぶといいでしょう。
□初穂料のお札に関して
*お札の入れ方
初穂料のお札は肖像が表向きに出るような方向で入れます。
また、中袋と外包の向きが同じように包むことが大切です。
包みの折り返しには、「運気を上がる」との意味があると言われます。
折り返す部分の上下が重なるように気を付けましょう。
*新札を選ぶ
お祝い事には新札の使用が一般的です。
しかし、お宮参り当日に新札が手元にないケースがあります。
その場合は、なるべく綺麗なお札で代用してください。
□まとめ
今回は、初穂料の書き方について詳しく解説しました。
初穂料を入れる「のし袋」は紅白蝶結びのタイプをお選びください。
また、従来の慣習から、中袋の表記は旧漢字が一般的です。
以上の書き方に注意して、初穂料を納められるといいですね。
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