お宮参りについてお悩みの方はいらっしゃいませんか?
「子どもが生まれたので、お宮参りに行きたい。」
「でも、いつ行くのが最適かわからない。」
このようにお考えの方もいらっしゃるかもしれません。
そこで今回は、お宮参りをするタイミングについてご紹介していきます。
□お宮参りに行く時期は?
お宮参りとは、赤ちゃんが生まれたという報告と、健やかな成長を祈って行われる儀式です。
生後まもない赤ちゃんを初めて外出させ、これから育っていく土地の氏神様に、新しい氏子として祝福してもらいます。
お宮参りに行く時期は、生後1か月ごろが目安とされています。
しかし、お宮参りの日程について、いくつか注意してほしいポイントを説明します。
*性別や地域で日程が違う
お宮参りの時期は、性別で少し異なります。
男の子は生後31~32日、女の子は32~33日と言われており、地域の風習によっても3日前後異なる場合があるので注意すると良いです。
赤ちゃんが生まれてから7日目に行う「お七夜」という祝い事で命名式を兼ねて行く地域もあれば、新潟県の一部などでは、お食い初めといわれる生後100日の「百日祝い」に神社に参拝します。
京都ではお宮参りを早くするとわが子の嫁入りが早まるという言い伝えがあります。
一方沖縄では、お宮参りの文化がない地域もあります。
また、各地域の気温によっても日程が変わってきます。
特に、北海道や東北地方の冬は非常に寒いので、ある程度気温が高くなるまで参拝を控えることが多いです。
青森県では男の子は生後120日、女の子は生後110日がお宮参りの時期とされています。
*六曜を考慮する
「大安」や「仏滅」などカレンダーに記載されていることが多い六曜ですが、現代では日時の吉凶を示すものとして広く知られています。
そのため、祝い事の日取りを決める際に考慮することが多いです。
例えば、「大安」は万事に吉の雰囲気が漂う日とされ、どの祝い事でもよく選ばれています。
そのため大安の日は神社がとても混むことが予想されます。
ご祈祷してもらう予定ならば、あらかじめ予約をしておくと良いでしょう。
逆に「仏滅」は一日を通じて凶であるとされ、祝い事を控えることがほとんどです。
お宮参りの日を選ぶなら六曜は「先勝」がおすすめです。
「先勝」は「先んずれば即ち勝つ」という意味で、午前中が吉とされています。
午後からの参拝は、赤ちゃんのぐずりがひどくなってしまうかもしれません。
逆に朝早くは、赤ちゃんの機嫌が良いことが多いので、お宮参りをスムーズに進行できます。
最近では、そもそも六曜自体を気にしない方も多いので、特別気にしなくても良いでしょう。
*天候が悪ければ、外出しない
生後1か月の赤ちゃんは、見た目もふっくらとしてきて手足をバタバタできるようになります。
しかし、体温調節がうまくできず、感染症のリスクも高い状況です。
特に夏場は、肌も弱いので、強い日差しで肌が荒れないように帽子を着用すると良いです。
逆に冬場の場合は寒さによって体調を崩すことがないように、頭からつま先まで覆うようなカバーオールを着せたり、靴下を履かせたりして防寒対策をしっかりすると良いです。
真夏や真冬の外出は赤ちゃんの負担にならないように細心の注意が必要です。
細心の注意をしていても、何が起こるかわからないので、何かあった時にすぐに病院に行けるように、念のため母児手帳は持ち歩くことをおすすめします。
また、天候が悪い日は気圧の変化によって、いつも以上に赤ちゃんの機嫌が悪くなりがちです。
気圧の変化に敏感な赤ちゃんは、雨が降っている日は普段より泣く回数が増えたり、すぐにぐずったりすることが多いので外出は控えることをおすすめします。
*体調に合わせて
赤ちゃんは生後1か月ごろに検診を受けます。
「1か月検診」と言われ、赤ちゃんの成長具合やお母さんの健康状態を知れる大切なものです。
1か月検診のなかで、赤ちゃんとお母さんの体調に問題がなければ、お宮参りの予定を立てると良いでしょう。
お宮参りに行く前に、戸外の空気に触れさせて、皮膚や気道の粘膜を刺激する「外気浴」をさせて気温の変化に体が適応できるようにします。
まずは数分間の散歩から始めると良いです。
屋内との寒暖差が激しい時期や、人混みは避けた方が無難です。
また産後の床上げについては、3週間が目安とされています。
しかしまだ体調が万全とは言えない時期なので、母子ともに無理のない日取りでお宮参りをすることをおすすめします。
赤ちゃんの首が座る時期である生後3か月ごろに参拝する方も増えてきています。
□まとめ
今回は、愛媛のフォトスタジオがお宮参りをするタイミングについてご紹介しました。
お宮参りは生後1か月ごろに、元気に生まれてくれたことへの感謝とこれからの子どもの成長を願う大切な行事です。
お宮参りは、地域ごとの慣習や、六曜などにあまりこだわらず、母子ともに健康で、天気の良い日に行くことをおすすめします。
何かご不明な点がございましたら、お気軽にご相談ください。