生後1ヶ月ごろに、家族揃ってお宮参りに行くのが日本のしきたりです。
しかし、お宮参りには慣れておらず、お祝いの仕方がわからないという方は多いのではないでしょうか。
一生の間で、お宮参りに関わることのできる機会は限られており、せっかくならその貴重な行事を礼儀正しく行いたいですよね。
そこでこの記事では、お宮参りのお祝いの仕方についてご紹介します。
□お宮参りのお祝いの方法
*祝い着について
お宮参りに行く際は、赤ちゃんは正式な衣装を着て行くのが一般的です。
肌着の上に白羽二重の内衣を着て、さらに晴れ着を羽織ります。
母方の両親が祝い着を用意するのが一般的なしきたりですが、両家で話し合って決めるケースも増えてきました。
最近では、新品のものを購入するのではなくレンタルをしたり、祝い着ではなくベビードレスで済ませたりすることもあります。
また、赤ちゃんだけではなく、同伴する両親も服装に気を遣う必要があります。
色無地の着物やワンピース、またはスーツといったフォーマルな格好がおすすめです。
*食事について
お宮参りの後は赤ちゃんと両親、そして両方の両親で食事をすることがあります。
ホテルや旅館、料亭の個室を借りるのが人気です。
個室では、おむつ交換や授乳ができ、さらに赤ちゃんが泣いてしまっても周囲に迷惑をかける心配がありません。
また、禁煙であることや、バランスの良い体に優しいメニューであることなど、赤ちゃんや母親の体を気遣ってお店選びをすることが大切です。
*写真撮影
お宮参りの時期に合わせ、家族全員で記念撮影をすることが多いです。
日々子育てで忙しく、写真をとる暇がないという方は、この機会に撮影するのがおすすめです。
写真スタジオでは質の高い写真を撮影することができ、一生の思い出を作ることができます。
*お祝い金について
出産祝いとは別に、お宮参りのお祝い金を渡すことができます。
その際は、5,000円〜10,000円くらいが相場です。
また、お宮参りには衣装や食事、写真撮影などの費用がかかります。
赤ちゃんの両親の経済的負担が少なくなるように、それらの費用をサポートを考慮した上で、お祝い金を渡すようにしましょう。
□最後に
この記事では、お宮参りのお祝いの仕方についてご紹介しました。
お宮参りはフォーマルな行事とされていますが、もちろん普段着でお参りをするだけでも可能です。
お宮参りは家族全員で赤ちゃんの誕生を感謝し、健やかな健康を願うことが1番の目的なのです。